LOVEPAIN④


「警察に突き出されないだけ、
ありがたく思えないのかよ?」



「いえ。そんな事は……」


「二度と、この女に接触すんな。
で、もし次、今回みたいな事したらどうなるか分かってんだろうな?」



「いや…」



「分かんねぇなら、今試してみるか?」


三咲さんの手が日暮君の着ているTシャツの襟首を掴み、

片手でその体をグイっと持ち上げる



小柄な三咲さんのどこにそんな力があるのか、と、
私は目を見張ってしまう





「三咲、手ぇ出すなよ」


その成瀬の言葉で、
三咲さんはチッ、と舌打ちするとその手を離した


すると、日暮君は落とされて床に尻餅を付いてしまう





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