LOVEPAIN④
会議は二時間程行われたが、
特に何も決まらずに終了した
だけど、コウジロウさんは満足そうに一番先に会議室を出て行っていた
「言いたい事があるなら、
聞くけど?」
帰りの車内、
車を走らせてすぐに、
そう成瀬の方から切り出して来た
私は色々と頭で話す事を考えていたけど、
纏まらなくて
結局は、感情に任せて話してしまう
「成瀬さん、けっこう最低ですよね。
私の気持ちを知ってて。
散々、私に気のある素振りを見せて。
最低」
今の私はとても悲しくて、
それを怒りのような感情でしか表現出来なくて
「そうか?」
「そうですよ。
なのに他にいい人が居たら、あっさりと。
あれだけ、私の事を好きだと言ってくれたのは、
一体なんだったんですか?」
芽衣子さんが現れる迄の成瀬は、
私の事だけを思ってくれていたのに
今は、私の事を思っているのかさえも分からない