LOVEPAIN④
「お前もそのうち、ブログとか書いて」
「え?」
私がブログを?
「そう。
今の時代はそれも仕事の一つだから。
ギャラは出ないけど」
確かに、ブログとかを書いてAV以外にもファンに対して、
そうやって自分の存在をアピール出来る
それに、今回みたいなイベントの告知をファンの人達に対して出来て、
いいのかもしれない
「分かりました。
また、やり方とか教えて下さい。
ネットとか私、疎くて」
「分かった」
成瀬は頷くと、腕時計を見て私が食べ終えたのを確認し、
じゃ、行くか、と席を立った
私はコップの水を飲み干し、はい、と成瀬の後を追う