Innocent Smile~ずっと一緒に~
「変な詮索しないでよ。」
「詮索って……気になるだろ!
宇田さんにはあんなに優しく笑ったりしてるのに、
俺には朝から…うっとおしそうに、小言しか言わないし。」
「そ、それは……」
単に、ここが会社だということと、照れがあったからだけなんだけど。
けど、今は…いつもと雰囲気の違う恭哉の顔を、
なんとなく見れなくて……
私は俯き加減で話していたのだけど。
それが…何か誤解を生んだようだった。
「何だよ、佐那子は俺を…遠ざけたいの?」
「…え?」
「やっぱり宇田さんがよくなった?」
「ちょっと、恭哉…?」
「俺とは、あんなことになったけど……
俺、もしかして……遊ばれたの?」
「やめてよ……」
立て続けに、ワケのわからないことを責めるように問い詰められて、
私は頭を下にもたげるしかできなかった。
恭哉は勢いよく椅子から立ち上がり、無言で私の元から歩き去っていく。