Innocent Smile~ずっと一緒に~
恭哉の言い訳をほとんど無視して、シチューを器によそって振り返ってみる。
見るからに不服そうで、不安そうな顔の恭哉がポツンと立っていた。
「…もう、嘘よ。ちょっとイジメたかっただけ。」
「え?」
「確かにね、女の子と“二人”で、っていうのが、気に入らないんだけどさ。」
少しイジメすぎたかな?
ランチに行ったくらいで、そこまで目くじら立てることもないのは私もわかってる。
私への当て付けなのかと思ったら、腹が立っただけで。
でも、さっきの恭哉の説明だと…偶然同じ店で出くわしたっぽい。
こんなに恭哉がショボンとするなら、イジメなきゃよかったかな?
「佐那子、もう怒ってないの?」
フッと笑った私の表情を見て取って、恭哉が様子を伺う。