Innocent Smile~ずっと一緒に~
「並木さん、この先の話は恭哉さんから伝えてもらいますから。」
「へ?…あのぅ……」
「ですよね? 恭哉さん。」
恭哉のほうに視線を移すと、小刻みに首を縦に振りながら頷いていた。
「心配すんなよ。今日の夜……ちゃんと話すから。」
なんで今じゃダメなのか、意味がわからない。
しかも何で恭哉だけ先に知ってるの??
とりあえず私はそう言われて、コクンと頷くしかできなかった。
「恭哉がね、今夜君に話すと言い出したから、
今ここに呼び出すことになってしまって……
すまなかったね、仕事中に。…話はこれで終わりだから。」
黙って話を聞いていた社長が笑みを浮かべ、
最後にそう言って椅子から立ち上がった。
私もつられて立ち上がり、頭を深く下げる。