Innocent Smile~ずっと一緒に~
突然仕事中に呼び出しがあったため、
この日は頑張っても1時間半くらい残業になってしまった。
先に仕事を終えて退社した恭哉が、
とあるレストランで待っているとメールで知らせてきてたので、大急ぎでそこへ向かう。
そこは落ち着いた感じのフレンチレストランだった。
「ごめん、恭哉。遅くなっちゃって。」
「いいよ。佐那子、お疲れ。」
事前に料理は頼んであったのか、
恭哉が店の人に運んでもらうようにだけ告げる。
前菜が運ばれてワインで乾杯したあと、
私は昼間から気になっていたことを訊くことにした。
「で? 山口さんが言ってたことって……何?」