わたしの旦那さんは...！？

～愁side～

俺がお風呂に入ってる間に柚真は
寝ちまったか。ち、仕方ねーな。
それにしても寝顔は可愛ーな。
寝顔見てるだけでドキドキしちまう。
俺はこんなにも柚真を好きに
なってたのか。それにしてもさすがに
ここに寝かしとくにはいかねーか。
仕方ねーか。俺は柚真を部屋に
連れていき、そっと俺のベッドに
寝かせた。布団を着させてっと。
俺はどうしようかなー、

同じベッドで寝るわけにも
いかないからな。それにしても
ちょっとだけ寝顔を見てから俺も
寝ようかな。それに明日は学校だしな。

バレないようにしないとな。
どんなことがあっても柚真のことを
俺が守るんだ、俺が守らなければ
いけない。

...ん、柚真の奴なんて顔して
眠ってんだ。すごく可愛くて
俺には眩しいくらいだ。俺は柚真の
頭をそっとなでた。柚真の髪の毛は
さらさらしてる。ずっとくしゃくしゃ
してたい。そろそろ寝ないとな...

出ていこうとしたその時、柚真が
俺の手を握ってきた。
...おいおい、勘弁してくれよ。
こんな可愛いことされたら全然寝れないぜ。
仕方ない、今日は付き添って寝るか。



柚真...ごめんな。これから
大変だろーけど俺が守るから。
命に変えても。柚真はあの時からの
大事なお嫁さんだから。


～愁side 終～