わたしの旦那さんは...!?
~愁side~

「待てよ、柚真!」

萩原が柚真の名前を呼んだときに

俺はとんでもないことをしてしまった。

きっと柚真は泣いている。

俺はあいつの元にいかないと。

だけどどう説明する?

あいつには全て言い訳にしか聞こえない。

だけど俺は行かないと。

俺には柚真が必要だ。

そう思ってる内に自然と柚真の元へ

走っていた。葉山のことはどうでもいい。

もしあいつが誰かに言ったのなら

それはそれで構わない。俺は教師を

辞める覚悟で柚真と婚約した。

柚真、柚真...


~愁side 終~

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