あたしこそが最愛最高の姫である
「…へんなの」
そう一言呟いて、あたしも生徒会室へと戻る。
「……あ」
今思った。
あの女の留年の話、総長にしとけばよかった。
せっかくの機会だったのに。
少し後悔しながら生徒会室の扉を開ける。
中を恐る恐る確認すると、染められている髪がボサボサのまま、ソファーで爆睡している紫苑だけがいた。
それを横目で見ながら自分も腰掛ける。
やることもないし特に暇で、おねーさんと久しぶりにキャッキャ騒いだから疲れたのだろう、いつのまにかソファーへ寝転がり、意識を遠のかせていた。