ワケあり地味子と全国No.1暴走族?!Ⅰ
「私も嫌い。同じ女として引くくらいキモイもん。」
「私も嫌いだな。
地味子だから演技してただけなのに。
それをいいことに、アメリカのH大学の入試正解率0.1%の問題当ててきたし。」
「あれは災難だったね。地味子じゃなかったら解いて馬鹿にしてたでしょ?」
「ふっ。当たり前。あんな簡単な問題、分からないふりするの結構難しいからね?」
「じゃあ、変装とくんだったらね?次当ててきた時に思いっきりバカにしようよ!」
「いいね!それ。ナイスアイディアだよ。」
今日、当たればいんだけどなぁー。
焦った顔がみたいよ。
絶対携帯におさめる。
「ちょっまっ!!!!今の会話、突っ込みどころ多すぎ!」
は?
「どこに突っ込も所があるの?」
「まずねー。アメリカのH大学入試正解率0.1%の問題に当てられたの?」
「うん。」
「その次ね。その問題解けるの?」
「そりゃあね。簡単だもん。」
「正解率0.1%だよ?H大学の。」
「だって、その0.1%の正解者って、私だしね。」
「えっ?H大学の入試受けたの?」
「うん。合格して飛び級一年で主席卒業した。」