ワケあり地味子と全国No.1暴走族?!Ⅰ
「俺と紗那は?」
「そのままに決まってるじゃん♪」
「はっ?おいっ!ちょっと待てよ!」
「諦めろ。海斗。体育祭でぼこればいい話だ。」
「だな。」
「物騒なことを。一応、喧嘩くらいできますからね?」
一応じゃなくてバリバリできるよ。
君らより強いよ。うん。
「じゃ、体育祭で勝負な?」
「頑張ってね♪理沙。」
「あ、うん。三咲の為にね?」
「なんで、私のために?」
「私がしなかったら三咲がやらなきゃだしね。喧嘩。」
「えっ?やりたいっ!久々に喧嘩したいな。」
「終わったら、私としようか。」
「うん。手加減かありでお願いします。」
「了解。」
そんな話をしてたら教室についた。
「じゃあな。」
「あとで。」
今知ったこと。
紗那達は2ーAらしい。
私達は、F。真逆なんだ。教室が。
AとFは、特進クラスで、頭がいい人が集まる。
紗那達が教室に入ったのを見届けて、私達も教室に入った。