ビターな彼氏の甘い誘惑

綾菜さんが、
なにか、言いかけるのを、
私は、すっと手で止めた。

そして、
満面の笑みをうかべながら、

「こんにちわぁっ。
 今回のジュエリーって楽しみですねぇ。
 瀬戸さんも、小林さんも、いつもピアス素敵ですもんね~
 徳留さんも、大野さんも
 いつも指輪がキラキラで素敵ですもんねっ。」

わざと嫌味を言ってきた
センパイ達が少しひるむ。

私は、かまわず、
「では、また~~」
なんて言いながら、

また意識して、
首を少し傾けて
にっこり 笑っって 
綾菜さんと一緒に
会議室へと駆け込んだ。


後ろでは戸惑いながら
4人がぶつぶつ言いながら会議室へと続いた。


「ちょっ・・
 利理ちゃん。」

「綾菜さん。
 わたしぃ・・・嫌味とかって慣れっこですよぉ?」

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