blue moon
ブォン
ブォン
ブォン
その音にふり返った。
数十台の単車。
数台の車。
「こらぁ〜!!
何しとんねん」
一台の車から降りてきたのは
青夜だった。
他の車からも降りてきて気づいたら
30人以上の子たちが
コッチを見ていた。
ピンチの時に
ヒーローが現れるなんてマンガの世界だけかと思っていた。
しかも仲間を引き連れての参上。
「青夜!!」
アタシは青夜のそばに
走って行き
一部始終を全て話した。
酔っぱらいたちは
よほどビックリしたんだろう。
その場に固まったまま
身動きとれずにいた。
「キミ君」
青夜は後輩のキミ君を
呼んだ。
キミ君は
青夜が何も言わなくても察知したようで
「乃亜さん。
大丈夫っすか?
ケガしてないっすか?」
と心配してくれた。
青夜は
酔っぱらいたちに
ゆっくり近づいた。
ブォン
ブォン
その音にふり返った。
数十台の単車。
数台の車。
「こらぁ〜!!
何しとんねん」
一台の車から降りてきたのは
青夜だった。
他の車からも降りてきて気づいたら
30人以上の子たちが
コッチを見ていた。
ピンチの時に
ヒーローが現れるなんてマンガの世界だけかと思っていた。
しかも仲間を引き連れての参上。
「青夜!!」
アタシは青夜のそばに
走って行き
一部始終を全て話した。
酔っぱらいたちは
よほどビックリしたんだろう。
その場に固まったまま
身動きとれずにいた。
「キミ君」
青夜は後輩のキミ君を
呼んだ。
キミ君は
青夜が何も言わなくても察知したようで
「乃亜さん。
大丈夫っすか?
ケガしてないっすか?」
と心配してくれた。
青夜は
酔っぱらいたちに
ゆっくり近づいた。