17歳─恋のはじまり─
「……今、何て…」

「………」



高2の夏、

あたしはキミに恋をした。


だけど、

高2の秋………、



あたしは恋と友情に
挟まれた。


何かが裏で動き始めて
何かが狂いだした────、秋。


あたし達はまだ、幼かった。


目の前のことを
追いかけるのが精一杯で。

自分の気持ちに追いつくのが
精一杯で。


1つのことしか、
見えなかった………

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