17歳─恋のはじまり─
先生に聞いたら
当分休みだって言われた。

瑛司に、
何かあったんだろうか…

そう思いながら過ごした
この1週間。


ガタッ…


「!」


スッとあたしの隣に
来たのは、

佐々木くんで。

あたしはパッと顔を
思いっきりそらしてしまった。


「よー…」

「お、おはよ」


あたしと佐々木くんの関係も
文化祭以降ギクシャクしたまま…

あの空気が堪えれなくなって
逃げ出してしまったあたしに、

佐々木くんは何も言ってこない。
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