17歳─恋のはじまり─
もうどのくらいこうしてるのか
分からない。


佐々木くんに支えられて
やってきたデイルームは、

凄く静かで。


今、何時なんだろ…

ずく隣にある窓の外は
真っ暗で。

あたしの今の心みたい…


「…えーっと、高倉さんのお友達さん?」

「え?」

「今、高倉さんを綺麗にしてあげてるんだけど、2人も拭いてあげてくれない?」

「…でも、」

「ご両親には許可を頂いてるから大丈夫よ」


ニコリと微笑む看護師さんに
あたし達は重い身体を動かした。

瑛司を綺麗に…?


言われるがまま看護師さに
着いてくと、

病室には真っ赤な目のおばさんと
おじさんが居て。

あたしは頭を下げた。
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