切 な い 恋 心
『そうだね...、もうそろそろ別れようと思う。』


「うん。その方がいいと思う。
雛を毎回泣かせるのは絶対許さないんだから。」



その言葉で涙がでた。



...雨のように。



『もう、ほ..ん..と..大好き』


「こら、可愛こといってるんじゃないわよ。
雛は小さい時からずっと大事なひとなんだから。」



『...うん、ありがとう。
吹っ切れたような気がする...。
今日の放課後、別れる。』



そんな、話をしていたら放課後になっていた。
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