至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
「すっ、すみませんでしたぁ~~っ!」


泡でも吹くんじゃないかという勢いで、尻尾を巻きながら男たちは逃げて行った。


「てめぇ、どこの支部だ」


「た、助けてくださいっ…!!」


顎を掴まれた最後の一人も腰を抜かさんばかりの勢いで後ずさりすると、あっという間に群衆にのまれて行った。


凌牙に睨まれたら、命の保証はないも同然の様だ。




……た、助かった。


腰が抜けてその場にヘナヘナと座り込んだ。



「こんなとこ一人でフラフラしてんじゃねえ」


凌牙が、その鋭い眼光をあたしに向ける。



ビクッ……。



「……ご、ごめんなさい…」
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