至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
双葉園の少し手前で車は止まった。
「……ありがとう…」
あたし個人に関することは何も聞かれなかった。
双葉の人間になんて興味はないだろうし、聞かれたとしても困るだけだから助かった。
「じゃあね、優月ちゃん」
「おだいじに」
降り際、大翔と旬は声を掛けてくれたけど、思った通り凌牙は無言だった。
なんだか今夜は刺激的な夜だった。
もう二度と会うことはないんだろうな……。
そう思いながら、去っていく車を見送った。