至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
明日の用意をしないと。


気を取り直して、鞄を開け教科書の入れ替えをする。


――と。



持っていた手提げ袋の中に、見慣れないものを見つけた。



「手帳……?」


シンプルで黒い革張りのもの。



クラスの誰かのが、紛れたのかな。


でも女の子が使うようなものではない。


みんなが持っているのは、キラキラした派手なものばかり。


何気なくパラパラめくってみると、細かい文字が沢山見えた。


かなり酷使されいてる様子。


予定なんてびっしりだ。




こんなものがどうしてあたしの鞄に……?



そう思った直後、ピンときた。
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