赤と青の恋

部屋にもどるとメールの着信ランプが点灯してた。

ベッドに横になりメールを開ける。

『アオ!今日は楽しかったね
茜』

『疲れただろ?早く寝ろよ
碧』


ふと、壁掛けのカレンダーを見ると、まだ9月のままだった。

ベッドから立ち上がりカレンダーを捲る。

“クリスマ近いな"

思い立った俺は健二に電話した。


<お前バイトしてるじゃん?募集してる?>

<してるよ、週3日以上、土日はどちらか出ないとダメだけどな
聞いてみようか?>

<いや、自分で電話してみるよ>

<なぁーあれから茜ちゃんにチューした?>

<バカ切るぞ>


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