赤と青の恋
「碧のせいだからね」
「お前がゴミを投げてきたんだろ?」
「…まっ、そうだけど」
大きな二つのゴミ箱に
それぞれゴミを集める。
「碧のバーカ、バーカ」
「うるせー瑞希よりバカじゃねぇし」
そこに残っていた社会の先生は呆れ顔
「お前たち仲良いな、でも黙ってやれな」
スチールでできてるゴミ箱は結構重い。
小柄な瑞希は半分引きずってガラガラ煩く運ぶ。
「ガラガラうるさいな」
「だって重たいよ」
「チェッ…貸せ」
俺は瑞希の分を持ち歩き始めた。