Candy House
りんごにいちごにぶどうにあんず、どれも美味しそうだから迷っちゃうなあ。

上野さんと一緒にフルーツ飴を眺めていたら、
「お前ら、勝手に行動するなよ。

見失ったらどうするんだよ」

安部さんがやってきた。

「安部くん、ごめん」

上野さんは笑いながら安部さんに謝った。

安部さんの手には唐揚げが入っているカップが3つあった。

あたしたちの分も買ってくれたようだ。

「ノゾミちゃん、どれにするか決まった?」

上野さんが聞いてきた。

「えっ…えーっと、あんず飴にします」

あたしは珍しい方だと思うあんず飴を選んだ。
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