Candy House
前は安部さん、後ろは上野さんがあたしの躰を抱きしめている。

八束さんは帰ったから止めに入る第3者もいない。

「ちょっ、ちょっと、あの…」

「とりあえず、上野。

お前、ノゾミちゃんから離れろ」

「何でだよー」

「えっ、やっ…きゃっ!」

2人はあたしを前に押したり、後ろに押したりと動かし始めた。

「ちょっと、2人共何をやって…!?」

あたしはどうすればいいのかわからなくて、戸惑うことしかできない。

「うわっ!?」

「おおっ!?」

「きゃーっ!?」

ドシーン!
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