『エレベーター』from The Eleveter
リック・ハワードは空から下を眺めていた。

「どこだここは?」

「我々の住む世界だ。」警察署内で聞いた警察署長の声が聞こえてくる。

景色は、巨大な山々が連なっていて、空は暗黒の闇に包まれている。突如、リック・ハワードの目が望遠鏡を覗いているかの如く、視線が下に向かった。地面は干ばつしていて、草木1本も生えていない。その後、何かが視界に入った。それは紛れもない怪物だった。異形なX状の足。頭は巨大な口。その口にも、警察署長の様な巨大な牙が生えている。色は真っ赤だが。口の周りには触手の様な目がうごめいている。

「何だあれは!」
「言うなっ!」警察署長は、突如激怒しリックに言った。「あれは愚かなる者達だっ!リック坊やもあれにないたいのかっ!」
「何?なりたい訳ないだろ!」リック・ハワードは言った。

「なら奴らの事は言うなっ!!!分かったか?このクソ野郎っっ!!!!」警察署長は、先にも増して語尾を強めて言った。その迫力にリックは漏らしそうになった。

「わかった、もう言わない。」あまりの恐怖にただ棒読みに言った。
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