『エレベーター』from The Eleveter
パトカー内では、リック・ハワードが警察署内での出来事に考えを巡らせていた。

(あれは夢だったのか?スタイナーさんに言うべきなのか?)

しかし、あの警察署長の言葉−更に恐ろしい地獄−警察署長の有無を言わせぬ形相。リック・ハワードは誓った。この出来事は心の中に留めておこうと。

(リック坊や。そうそれでいい。)リック・ハワードの頭の中に、あの警察署長の声が聞こえた。


パトカーはファンを鳴らし、制限速度オーバーで車を追い越して行き、約25分位で到着した。時刻8時19分。残り約40分。ホテルの周囲には、まだ立入禁止の表示が巡らされていた。今日一杯は人の出入りが禁止されているのだ。既にフラグラーストリート沿いの警官達は到着していて爆弾探しを開始していた。

マイアミには他にも多数小さな交番があるが、言うまでもなくそれらには爆弾処理等は無く、3〜4人位の警官がいるだけだ。

ケヴィン達も先に到着していた警官達と合流した。先に到着していた処理班達は3人だが、爆弾を探す事は多人数の方がいいという事で10人程の警官達も来ていた。
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