不良女子高校生 ~禁断の恋~
目をあけると前にも見たドアップの顔


「せ、先生… な、何でここに…」


完全に寝顔見られた


てか2回も…


「今授業中だよ 早く教室に戻ってください!」


「嫌だよ! 何でこの場所がわかったんだよ」


私は先生を睨んだ


「図書室は鍵が閉まってますし、屋上しかないでしょ」


く、クソ…


バレたか…


「この場所誰にも言うなよ!」


屋上がとっておきの場所なのに


「わかりました さぁ、早く授業に行きますよ」


先生は私の腕を引っ張った


「さ、触んな!」


私は腕を先生の手から離した


「とにかく早く行きますよ」


「行かねーよ!」


何なんだこの先生は


私なんかほっとけばいいのに


「あの… 何で泣いてるの?」


先生が私の顔を覗き込んだ


な、泣いてる…?


私は手で目を触った
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