too cute(可愛すぎる)
「7時20分か。食べて帰るか?」


「いい、家で食べる」


「スーパーに寄るか?」


「うん」


マンション近くのスーパーに入る。


「メニューは決まってるのか?」


「う~ん。何にしようかな?」


「キムチ鍋は?」


「暑いのに?」


「暑いからいいんだろ?元気が出るし。俺作るから。いいだろ?」


「ならなんでもいい」


「調子いいな」


カートを本宮が押し指示した食材を私が入れていく。


「豚バラ。あー、そっち」


「キャベツにもやし。肝心のキムチを忘れてた」


買い物袋提げてマンションまで歩く。
お会計は本宮が出してくれた。


「早瀬と買い物って初めてだな」


「そう言えばそうだね」


帰る時間はバラバラだし休みの日もワザワザ
二人して買い物に出掛けた事なかった。


「何か、いいな」


「本宮がおごってくれるんだったらいつでもお供するよ」


「俺にたかるな」


「お腹空いたから大至急でお願いします」


「手伝うって言う心は無いのか?」


「ない」








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