too cute(可愛すぎる)
うなされて目が覚めた。


怖い夢を見て頭がガンガンする。
さっきより体が重い。


喉が渇きキッチンに行く。
冷蔵庫からスポーツドリンクを出しイッキに飲んだ。


窓の外は薄暗くなっていた。
あんまり寝てない感じだったが5時間も寝ていた。


昼に本宮が作ってくれたお粥に梅干しを入れ温める。


トロトロになったお粥をゆっくりと食べた。


『ほら、お粥作ったからこれ食べて薬飲めよ』


朝遅く起きてソファーに寝そべってた私に本宮が言ってきた。


本宮の優しさが嬉しかった。


テレビを見る気にもなれず部屋に戻る。






あれから…。


私からキスした日から何も変わった事はない。





たぶんあれは酔ったせい。
好きとかそんなんじゃない。


そんな風に心に言い聞かせてきた。
だけどやっぱり違う。


私…本宮の事が気になってる。


だって本宮がいないと寂しい思う。
二人でいる事が当たり前で一人ぼっちの夜は心細い。




タオルケットにくるまり目を閉じた。










< 41 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop