too cute(可愛すぎる)
カーテンから漏れる光で目が覚めた。


昨日よりだいぶ体が軽い。
う~ん。と背伸びをして起きる。


うどんを作りお腹を満たした。


汗をかいた体を湯船にユックリ入れリラックスする。


スッキリとした体と頭。


テレビを見る元気も出てきた。
ドリンクをテーブルに置いてソファーに寝そべる。





「おいっ。早瀬」


うん?
遠くで本宮の声が聞こえて目を開けた。


「こんなとこで寝てないで部屋で寝ろよ」


本宮の顔が私を見ていた。
ボーと本宮の顔を見る。


「本宮?帰ってきたの?」


体を起こしてソファーに座った。


「御飯食べたのか?」


「うん。帰って来るの明日じゃなかったの?」


「早瀬が心配で帰ってきた」


ストレートに言う本宮に恥ずかしくなりうつむく。


「大丈夫か?顔が赤くないか?」


私のオデコに手を付けて覗き込んできた。


「大丈夫っ」


本宮の手をとっさに払ってしまった。


「…悪い」


「風邪移るといけないから」


素っ気なく言ってしまった。


ドキドキしてる胸。
明らかに動揺してる。


近くにあったドリンクを飲み干した。



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