自己実現～【本当の自分】【新しい自分】【思い出】～実験小説 （馬鹿と天才は紙一重）
一方俺はというと一度の試験で過去最低点を幾度も更新し、１点台から１０点台という平均点を大きく下回る残念な結果となり、ある意味過去最高の合計点となった。
その間、俺は心的外傷の所為で城宮に殆ど話し掛ける事が出来ず、いつもより極端に会話が減ってしまった。
城宮も露骨に落ち込む俺の姿を見て大体の想像は付いているだろう。
城宮も俺に全く話し掛けて来なかったからな。
……………。
あれっ？
そういえば城宮から俺に話し掛けてくる事ってあったっけ…？
んーー？？
