終始恋~忘れられない恋の始まり~
そういえば今日、森ノ宮の入学式だな
もう、終わったかな?
浩太にLINEしてみようかな?
でも、いいや!
本当はしりたいんだけど、諦めるには我慢、我慢!!
森ノ宮の話をすると、勇人を思い出すから__________
先生にばれたら困るし
「・・・・・美玲?」
「ううん、何でもないよ!」
あたし、ぼーっとしてたんだ
「次、校歌の対決みたいなやつだよね?」
「あーそうだね、並ぶ?」
「うん!」
そい言い外に出て並ぶ
校歌の対決みたいなやつというのは、校歌の一番を時間内に覚えて、全クラスでどのクラスが一番歌えるかを競うことだ
歌が得意なあたしにとっては負けられないんだ
あたしの隣は和田だ
クラス1のイケメンだけあって、他クラスの子に紹介しろとまで昨日言われてしまった
「嫌だな、校歌対決」
「分かる、歌歌うのは好きだけど、対決って所がキツイわ」
そんなことを言いながら体育館に入る
2時間ずっと歌うなんて信じらんない
と思っていたら、1時間は学年団の紹介に使うらしい
2組の担任の五十嵐先生は体育の先生で、あたしの近所のおじちゃん
それに聡太先輩、五十嵐先生の息子さんとは仲が良くて、登校班も一緒で小さい頃よく遊んでくれたなと思う
それに体操服のおさがりももらってバッチリ【五十嵐】って付いてるんだよね。
物品販売の時にどういうものを買うかとか色々お世話になった。
メリハリをつけないといけないと思った
きっと近所のおじちゃん感覚で話に行ったら怒られるし、昨日もお母さんに体育の成績は常に5ねとも言われたから、いろいろ気をつけなとっ!
「はい!校歌歌うぞー!みんな立てー!」
そういうのは五十嵐先生
そしてみんなが立つ
すると、音楽が流れる
歌ってる人は誰一人としていない
みんな、リズムをとっている
まあ最初から歌える人なんていないよ
そしてクラスごとに分かれて、もう一度校歌を聞く
あたしの隣で愛菜は歌えなーいと連発する
ってか1番対決が25分後に歌詞見ずにあるってそれに勝つことは無謀だろ
そして、歌う
まあ楽しく淡々とね
「大原、田村!ちょっと出てきて」
は?
何で?
とりあえず出てくる
「2人とも、声がよく出てて、凄い綺麗な歌声してるから、みんなの方を向いて歌いなさい」
「ふっふざけないでくださいよー」
と言い返す田村くん
そりゃあそうだよね
あたしだって恥ずかしい
「ほんとですよー!」
あたしもつられて言い返す
「いいから、とりあえず、歌いない、いいね?」
『はい』
さすがにさけることはできなかった
担任の言葉に負けた
だからとりあえず歌う
「前で歌ってもなんもかわんねーじゃんな、大原さん」
「そーだね。なんのために前出てきたんだろう?」
「そんなん、俺の才能だ!」
「え?」
「歌の才能よ!大原さんヤバイくらいあるわ!」
「どこが?あたしの?」
「歌声と音程はずれてないし、うまかった」
「ありがとう」
褒められると率直に言われると嬉しい
あっという間に本番がやってきた
順番は2番目
結構いいぞ!
1組!
もう、終わったかな?
浩太にLINEしてみようかな?
でも、いいや!
本当はしりたいんだけど、諦めるには我慢、我慢!!
森ノ宮の話をすると、勇人を思い出すから__________
先生にばれたら困るし
「・・・・・美玲?」
「ううん、何でもないよ!」
あたし、ぼーっとしてたんだ
「次、校歌の対決みたいなやつだよね?」
「あーそうだね、並ぶ?」
「うん!」
そい言い外に出て並ぶ
校歌の対決みたいなやつというのは、校歌の一番を時間内に覚えて、全クラスでどのクラスが一番歌えるかを競うことだ
歌が得意なあたしにとっては負けられないんだ
あたしの隣は和田だ
クラス1のイケメンだけあって、他クラスの子に紹介しろとまで昨日言われてしまった
「嫌だな、校歌対決」
「分かる、歌歌うのは好きだけど、対決って所がキツイわ」
そんなことを言いながら体育館に入る
2時間ずっと歌うなんて信じらんない
と思っていたら、1時間は学年団の紹介に使うらしい
2組の担任の五十嵐先生は体育の先生で、あたしの近所のおじちゃん
それに聡太先輩、五十嵐先生の息子さんとは仲が良くて、登校班も一緒で小さい頃よく遊んでくれたなと思う
それに体操服のおさがりももらってバッチリ【五十嵐】って付いてるんだよね。
物品販売の時にどういうものを買うかとか色々お世話になった。
メリハリをつけないといけないと思った
きっと近所のおじちゃん感覚で話に行ったら怒られるし、昨日もお母さんに体育の成績は常に5ねとも言われたから、いろいろ気をつけなとっ!
「はい!校歌歌うぞー!みんな立てー!」
そういうのは五十嵐先生
そしてみんなが立つ
すると、音楽が流れる
歌ってる人は誰一人としていない
みんな、リズムをとっている
まあ最初から歌える人なんていないよ
そしてクラスごとに分かれて、もう一度校歌を聞く
あたしの隣で愛菜は歌えなーいと連発する
ってか1番対決が25分後に歌詞見ずにあるってそれに勝つことは無謀だろ
そして、歌う
まあ楽しく淡々とね
「大原、田村!ちょっと出てきて」
は?
何で?
とりあえず出てくる
「2人とも、声がよく出てて、凄い綺麗な歌声してるから、みんなの方を向いて歌いなさい」
「ふっふざけないでくださいよー」
と言い返す田村くん
そりゃあそうだよね
あたしだって恥ずかしい
「ほんとですよー!」
あたしもつられて言い返す
「いいから、とりあえず、歌いない、いいね?」
『はい』
さすがにさけることはできなかった
担任の言葉に負けた
だからとりあえず歌う
「前で歌ってもなんもかわんねーじゃんな、大原さん」
「そーだね。なんのために前出てきたんだろう?」
「そんなん、俺の才能だ!」
「え?」
「歌の才能よ!大原さんヤバイくらいあるわ!」
「どこが?あたしの?」
「歌声と音程はずれてないし、うまかった」
「ありがとう」
褒められると率直に言われると嬉しい
あっという間に本番がやってきた
順番は2番目
結構いいぞ!
1組!