劣等審判
「や、めて?」

「君は自分だけのために友達を殺した

ましてや、


好きな人も」



「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁあああああああああああああ!!!」


今になって罪がよみがえる。

僕は悪人だ。最低な僕だ。

どうして、どうして、どうして、葵さんを殺したんだ!!

他の人も!話せばわかりあえたかもしれないのに!!


考えれば!考えれば!!よかったのに!!

なんだよ!!一番最初から自分を保ててないのはボクじゃないか。


やめてくれ。

死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。

「もう一度聞くよ?

生きたい?」

僕の口が自然に動く。



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