劣等審判
「そのjudgmentに私の姉も参加しててさあ。ほんっと偶然だよね!!姉が亜美の兄を拳銃て殺したんだよ!!」





 あまりにも衝撃的すぎる。



「姉は学校にいないから代わりに私を殺そうっ
ことでしょぉ?」



 山口は銃口を頭に押し付けながら言った。笑いながら。ただひたすら笑いながら。



「ほんっと亜美の考えてることって簡単だよねぇ!!あははは!!」



 狂ったように笑いだした。



「あんたなんて…」


 宮城がうつむきながらぶつぶつ言った。



「あんたなんて…!!」


 宮城は4本の内2本のハサミを持ち、山口へ飛びかかる。



「ダメっ!!」



 葵さんが飛び出した。

 ダメだ。あんなとこに飛び込んだら…。
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