青い空の黒い雲
白色の彼
安らげる場所と言うのは旧校舎の屋上の誰

からも見えることのないある一角

もともと旧校舎にお昼休みに来る人なんて  
まずいない、屋上ならなおさらだろう。

もし来たとしても私がいる場所は死角に

なっていて見えない

私は眼鏡を外すと

『はぁーー』と大きなため息をおとす

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