幼なじみ達の恋心
「まゆさーん!」
「そろそろお願いします!」
ドキっ!
「あっ!はい!」
はぁ…いよいよかぁ……。
ヤダ……すごい緊張してきちゃったよ。
私は緊張しながらも陸が居る舞台セットの
ところへ行った。
「あっ!まゆ!こっ…ち…。」
俺は走ってこっちに向かってくる
まゆに見惚れてしまう。
まゆ…ヤバいよ…。
メイクされたまゆは、いつもより
100倍可愛いくなってる。
「陸…お待たせ!」
/////////っつ…。
俺…平常心…平常心。
落ち着け俺…。
「ま…まゆ、監督待ってるし行こっか……。」
「あっ!うん。」
「まゆ、今日のまゆすげぇ可愛い。」
俺はそう、まゆに聞こえないように呟いた。
「ふぅー。」
まゆはさっきから緊張してるみたいだ。
「まゆ?緊張してる…?」
「うん…。」
「かなり緊張してるよ……。」
「口から心臓が出そうなぐらい。」