幼なじみ達の恋心

「まゆさーん!」


「そろそろお願いします!」










ドキっ!







「あっ!はい!」







はぁ…いよいよかぁ……。






ヤダ……すごい緊張してきちゃったよ。






私は緊張しながらも陸が居る舞台セットの
ところへ行った。









「あっ!まゆ!こっ…ち…。」








俺は走ってこっちに向かってくる

まゆに見惚れてしまう。





まゆ…ヤバいよ…。





メイクされたまゆは、いつもより


100倍可愛いくなってる。






「陸…お待たせ!」







/////////っつ…。







俺…平常心…平常心。





落ち着け俺…。






「ま…まゆ、監督待ってるし行こっか……。」









「あっ!うん。」







「まゆ、今日のまゆすげぇ可愛い。」


俺はそう、まゆに聞こえないように呟いた。







「ふぅー。」









まゆはさっきから緊張してるみたいだ。










「まゆ?緊張してる…?」







「うん…。」




「かなり緊張してるよ……。」

「口から心臓が出そうなぐらい。」
< 186 / 317 >

この作品をシェア

pagetop