あなたと出会ったから私は変われたの

少しずつ変化していく日常

どうして…?――

携帯小説のサイトで、小説を更新していた。
25Pも更新できちゃった。随分と没頭していたんだな。
まさかここまで進むなんて…

レンと話したからすっきりしたのかな?
そう考えていたらチャットにレンが書き込みをした。

《ヒカリ!さっきはありがとな!》

授業終わったのかな?
さっき電話でもお礼言ってたのにまた言うなんて…
そんなに何度も言わなくていいのにね。

《別にいいよ。提出したの?》
《おう!出してきたぜ。助かったよ。》
《役に立ててよかったよ。》
《なぁ、一つ聞いてもいいか?》
《何?何かあったの?》

改まって何を聞く気なのかな?

《もしかしてヒカリは俺と同じ高校か?》
《?ちょっと意味が分からないよ…(・・;)》
《ヒカリって桜原高校か?》

桜原高校…確かに受験した高校はそこだ。
受験したしちゃんと合格もしている。でも通っていないだけ。
でもなんでレンが?
どうしてそんなことを聞くの?

《…どうして?》
《平川ってヒカリの事なのか?》

一気に血の気が引いた感じがした。
後頭部を強く殴られた感覚で、目の前が真っ暗になった。
何で…なんで知ってるの?
その名前を出したことはない…一度もないよ…
何で知ってるの?どうして…?

《どうして…?》
《ノートを提出した時に教師に言われた。》
どうしてそれだけでわかったの…?
《レンは桜原高校に通ってたんだね…》
《じゃあ…本当なのか?》
《平川は…私だよ…》

教師って本当に嫌い。
どうしてこんな簡単にも人の個人情報を教えるの?
最低…

《学校に来ないのか?》
《外が嫌いだから…》

外が嫌い。その一言で十分だよ。
外なんて出たくもない。人にすら関わりたくないんだから。

《俺はヒカリに会ってみたい。》

…何を言い出すのいきなり…

《なんで?どうでもいいじゃん。》

いきなり何を言う。絶対に行かないし。
言い方が少しきつかったかもしれない。
でもしょうがないんだ。
触れて欲しくない所にレンは触れた…
知らないからしょうがない事だと思う。
それでも、私は触れて欲しくなかった。
私は人と会いたくない。

《どうしても来ないのか?》
《いかないよ。》
《じゃぁ俺が会いに行く。》

はい?!

《俺が会いに行けばいいもんな。》

何処をどう考えたらその思考にたどり着くのか教えて?!
そもそも会いに行くって何?!
レンが来るの?!家に?!
いきなり何を言ってるの?!何を言い出してるの?!

《何を言ってるの…?》
《来ないから会いに行く。学校に来るように、ヒカリの家に行く。》

思考回路がおかしいよ!!

《絶対に行かない。無駄。》
《俺は今日ヒカリの家に行くから。またな。》

…人の話を聞いてる?!
本当に来る気なのかな?
私はこの時に気にしていなかった。冗談だと思っていたから。
本気にしていなかった。
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