僕が熟女を口説く時
「孝太郎くんは、いつもといっしょやね。」


「えっ? いつもといっしょですか?」


「うん。」


「どうゆう意味ですか? やっぱ面白くない男ですか?」


そりゃそうよな、こんな状況でも楽しい話題一つ出せないんやから。


「そんなことないよ。いつもといっしょで真面目で誠実。
上手くしゃべろうとしないで、いつも通り。」


やっぱりや、面白くないって言いたいんやん。


「仕事は一生懸命で、手を抜いたりしない。
大きなパフォーマンスはしないけど、確実に仕事をこなす。
そしてみんなにも分け隔てなく優しいし、後輩の面倒見も良い。
そんな孝太郎くん、私はすごいと思う。」


「千秋さん・・・」


いつものそんな風に俺を見てくれてるんか?


「それに今日だって、別に何も変わらない。 
自分を着飾ったりしない。
どうしていいかわからないまま俯いてしまう・・・」


うっ、ばれてる!


「そんな孝太郎くんの見てたらキュンってきちゃう。」


えっ!? 今、なんて?


「千秋さん、何言ってるんすか?」


「好きだよ、孝太郎くん。」


落ちてしまいました。


この一言で、俺は完全に彼女に落ちてしまいました。



これが彼女の口説く言葉だったんでしょうか、
この言葉で完全に幸太郎は千秋に落ちてしまいました。



人は普段の自分を見てもらえてると知った時、本当にうれしいものです。


幸太郎のように普段の姿を見てもらい、褒められると、嬉しくて相手を意識してしまうこともある。
その感情が恋に発展することもある、そうゆう単純なものだと思います。


『千秋さん、俺も大好きです!』


孝太郎はその一人だったのでしょう。










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