【完】私なりの愛のカタチ。




そして放課後になった。

私はバレーを少し見学してから
学校を後にした。



「…愛…」


後ろから声をかけられて
私は振り向いた。


「圭ちゃん…!
あ、プレゼント嬉しかった!!
ありがとうっ!!」


私はそう言ってかばんから
長方形の箱を出し、見せた。



「ううん…
二年間お祝いしてやれなかったから。
ほんとごめんな。」



そう言って私の頭を撫でる圭ちゃん。




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