妖とわたしの時間
「でも、頑張ってね、絵実莉。わたし、応援してるから・・・。」

「え?!ほんと?!ほんとに応援してくれるの?」

絵実莉は、ぼうぜんとした顔でわたしに顔をちかづける。

「うん。なんで?」

「いや、なんか否定されるのかと思って・・・。」

「なんで?いいじゃない。人を好きになることは悪いことじゃないと思うし、絵実莉が百合だっていうのは衝撃的だったけど、なっちゃんのことを想っているなら、それはいいこだと思うよ?」

「そうだよね・・・ありがとう、お姉ちゃん。」

絵実莉は、少し顔を赤くしてうつむいて小さくつぶやく。




15時半。

「よし、これでオッケー!」

わたしは、浴衣の帯をきゅっとしめた。
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