妖とわたしの時間
「・・・。」

絵実莉の返事は変わらなかった。

「絵実莉、それって・・・。」

「世間で言うとこの百合ってことだよ。」

絵実莉は、腰に手をあてる。

「・・・。」

わたしは、青ざめた顔で絵実莉を見つめる。

「何よ、百合のどこがだめなのよ。」

「べ、別に絵実莉のこと否定してる訳じゃないのよ?ただ、わたしはじめて知ったからびっくりしちゃって・・・。」

「・・・。」

絵実莉は、少し頬を膨らませて小さくため息をつく。
< 28 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop