Misaki-Forever
「翔、お前たち何してた?」
「飯食ってた」
「ちょっと来いよ」
一斗は翔の腕を掴んだ。
「行かねぇし」
翔は一斗の腕を振りほどいた。
「は?テメェーふざけてんの?」
一斗の表情は怒りに満ちていた。
「何が?心配なら何で約束破るんだよ
美咲ちゃん泣きそうだったんだぞ」
翔も負けず劣らずの表情で一斗を見た。
「俺は担任に呼び出されてた」
「一言もなく行くのかよ」
「お前に関係ない」
翔はフッと笑って
「やっぱり俺が…」
「お前それ以上言ったら殴る」
一斗は翔の胸ぐらを掴んだ。
「あぁ殴れ」
「お前マジ苛つく」
一斗は掴んだ胸ぐらをおもいっきり離した。