甘い甘い誘惑
会ってそうそう、友香が、

「あんた、ヤバイよ。
どうしたの?」

と私の首筋を指差す。


「…、えっ?」

言っていることが分からない。


「首、赤いよ。」

と言って、鏡を渡してきた。


友香が指を指してたほうを鏡で確認すると、

「本当、あ・か・い」

『きっと、昨日、要にやられたのだ』

昨日の事を思いだし、恥ずかしくなってきた。


友香に尋問され、

『昨日の事、私が、見た女性はお姉さんで、
誤解だったこと、仲直りしたこと、
…エッチしたこと』

を白状させらてた。


友香は、

「独占欲のかたまりだね。
遊び相手には、きっと、しないよ。
そんな事…。
良かったね。
王子様に愛されて。」

と笑顔で、言った。


















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