一途な彼は俺様モンスター
私も…ここに住むの?




「ここにいれば安全よ。空翔と楓雅に守ってもらえる!それに、私もいるから体調管理は任せてよ♪」




真由子さんは、医者だったよね?

医師にしては、まだ若すぎると思うけど……




「とりあえず今はゆっくり休んで、詳しいことは落ち着いてからゆっくりね」

「そうだな」

「あとはよろしく、空翔。お大事にね、浅海ちゃん」


部屋を出ていこうとする、真由子さんと楓雅さん。



「あ…ありがとうございました!」


私がそう言うと、2人は手を振って部屋から出て行った。

また、あの男の人と2人きりになる…




「あの…」

「なんだ?」

「この家は誰のお家なんですか?」


わからないことだらけだが、一番気になっていたことを聞いてみる私。





「俺んちだよ。バネは俺の助手だし、楓雅は唯一の俺の仲間で、昔から一緒に暮らしてる。途中で真由子が転がり込んで来たけどな(汗)」

「そうなんですか…失礼ですが、歳はいくつですか?」
< 29 / 202 >

この作品をシェア

pagetop