大っ嫌いなアイツに恋をした。
「つーことで、笹原。俺と付き合わねぇ?お試しでもいいからさ」
は、はぁ!?
どうしてそんなことになるのよ!
付き合わないからっ!と言おうとしたとき、あたしと足立くんの間に橘が入って来た。
「テメェ、いい加減にしろ。これ以上コイツに近づくな。まじブン殴る」
今にも殴りかかりそうな勢いで橘は足立くんに掴みかかる。
「な、何キレてんだよ。バカ、冗談だろ冗談」
足立くんのその言葉にカチンときたのか
橘は血相を変えた。
「あ"?冗談だ?テメェ、こっち来いや」
橘は足立くんの胸ぐらを掴んで教室から出ようとする。
そんな橘にあたしと宮村は慌てて止めに入った。
「橘やめて!」
「悠月、お前冷静になれバカ!」
必死に二人を引き離すと、橘は舌打ちをして教室から出て行った。