誘惑~初めての男は彼氏の父~
私は袋から取り出し、作品を眺めてみた。
水無月さんの写真が、ポストカードサイズで十枚ほど入っていた。
北海道内の風景写真と、動物の写真。
「あれ、この写真・・・」
エゾリスがドングリを頬張っている、秋の野山のワンシーン。
どこかで見たことがある。
どこでだったかな・・・。
「・・・」
思い出した、自宅の居間に貼られている。
購読している新聞販売所が毎年、年始の挨拶に持参する、新聞社特製のカレンダー。
北海道内の風景や動物が月単位で楽しめるカレンダーなのだけど、その撮影者が「水無月和仁」だ。
雄大な自然から、ほのぼのとした動物たちの姿まで、幅広い世界を描き出すカメラマンとして、道内では結構知られた存在。
「自然の撮影の他に、オファーがあれば地元開催の野球やサッカーの試合を撮影することもあるんだよ」
「すごいです」
ますます私は、水無月さんの写真の話に熱中した。
勉強とバイトに明け暮れていた、地方の平凡な高校生の私にとっては、水無月さんの仕事がとても輝いて見えた。
水無月さんの写真が、ポストカードサイズで十枚ほど入っていた。
北海道内の風景写真と、動物の写真。
「あれ、この写真・・・」
エゾリスがドングリを頬張っている、秋の野山のワンシーン。
どこかで見たことがある。
どこでだったかな・・・。
「・・・」
思い出した、自宅の居間に貼られている。
購読している新聞販売所が毎年、年始の挨拶に持参する、新聞社特製のカレンダー。
北海道内の風景や動物が月単位で楽しめるカレンダーなのだけど、その撮影者が「水無月和仁」だ。
雄大な自然から、ほのぼのとした動物たちの姿まで、幅広い世界を描き出すカメラマンとして、道内では結構知られた存在。
「自然の撮影の他に、オファーがあれば地元開催の野球やサッカーの試合を撮影することもあるんだよ」
「すごいです」
ますます私は、水無月さんの写真の話に熱中した。
勉強とバイトに明け暮れていた、地方の平凡な高校生の私にとっては、水無月さんの仕事がとても輝いて見えた。