【短編】冷たいアナタ
隣の男子
転校初日で、友達も結構出来た。

高田先生の言ったとおり皆フレンドリーで話しやすかった。


そのせいか、

翌日学校に行く足取りは軽やかだった。



「おはよぉ」

まだ慣れないせいか、挨拶されても返すのが遅くなる。



教室に向かい、席につく。

そわそわするあたし。

ふと、隣の席に目をやる。

昨日と同様、席は空いている。

まだ来ていないのかな?


それても今日も休みなのかな??

あたしは隣に座る子のことに、

すごく興味が沸いてきた。


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