【短編】冷たいアナタ

そんなある日。


あたしはまたまた教科書を忘れてしまった。

「う……どうしよぉ」

ここは室島君に

『見せて☆』

って言いたいとこだけど!


前も見せてもらってるのに、なんかずうずうしいよね。


そんなこんなで困っていると。


「ん」

ぶっきらぼうな声が聞こえてきた。

「えっ、いいの?」

「だってないんだろ?」

ぶっきらぼうな声の主、

室島君。

優しいなぁ……


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