JOKER
拳銃を握って居た手に、力が篭る。


「あんたのせいで、俺が、、、どんな目に合ったか」


千尋は、アイツの胸倉に掴みかかる。


それを止めようとする、バカな男と銀司。


__パンッ__


あたしは、1度目の拳銃の引き金を引いた。


銃弾は、バカな男の横を通り過ぎる。


部屋に居た人間が、動きを止めた。


「銀司たちは関係ないんだから、邪魔しないで」


あたしは、2人に言う。


「千尋。殺さない程度になら、殴っても良いよ?気が済むまで」


あたしの言葉を聞き、千尋はアイツに殴りかかる。


それを横目で通りすぎ、銀司とバカな男の所に行く。

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